親知らずが生えてくる、親知らずが痛い、親知らずを抜いたら腫れた。。等 名前はよく聞きますが
実際詳しく知っておきましょうね。
まず名前の由来から。親知らずという名前の理由は昔の方は寿命が40〜50歳の時代で
「親が死んだ後に生えてくる歯」という事から名前がつきました。
解剖学的には第三大臼歯といい、三番目の奥歯となります。
生えてくる時期は早い人で18〜19歳から始まり25歳ぐらいまでに生える歯です。
つまり今その位の年齢の方はこれから生えてくるということで、それ以上の方はこれから生えてくる事は
もうないという事になります。
それでは何故?よく親知らずを抜くのでしょう?
それは人間の顎の骨の進化が退化傾向にあるのが理由の一つにあります。
昔は硬い物ばかりを噛んだ歯と顎の骨が最近では柔らかい物しか噛まなくなってきているので顎の大きさが
小さくなってきています。その為、最後の生えてくる親知らずが生えてくる場所が骨に無い場合が多いです。その為
に曲がって生えてきたり綺麗に生えてこない場合が多いです。その為磨きにくいjこの歯は虫歯や歯周病になり易い ため生えて間もない頃から虫歯や歯周病になり痛みが出ることが多いです。
また親知らずはお口の中の最後方なので自分で磨くのがとても難しい場所でもあります。その為 抜いてしまって綺
麗な磨きやすい環境を作ってあげたほうが患者さんの虫歯や歯周趣病に対する危険度を下げる事が出来ます。
そのような観点から多くの場合、親知らずは抜去してしまうのです。
また親知らずの生えてくる方向にも色々あります。
斜めに生えて来たりすると前歯や歯並びを悪くしてしまうのです。
そのような生え方の親知らずは早急に抜歯するケースが多いです。
親知らずの生え方として数種類ありますので、まとめましょう。
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