歯科助手として知っていて欲しい歯科医院
アポイント
歯科医院で働く時に誰でも始め困ってしまう内容の一つに次回治療のお約束をとる事、つまりアポイントをどの様に
して行って良いかがわかりません。今日で終了なのか、次のお約束(アポイント)はいつなのか?とても不安でです。
ではアポイントをとれる様になるコツ10条を教えましょう!
@歯科医院で使用される言葉(治療の内容)を覚える事!
A治療の内容を出来るだけ見学して理解する事!
B基本的なアポイントの流れをまず先に覚える事!
C少し複雑な物や自身の無いものは先生か先輩に必ず確認してもらう事!
Dとにかくメモして書く事!一度書いた内容は次には出来る様にする事!
Eあせらない事!基本はいつも笑顔です!
F先輩や先生に丁寧に感謝の言葉を使う事!
G忙しくても患者さんの対応は丁寧にする事!
H予め自分の中で予習をしておく事!
@歯科医院で使用される言葉(治療の内容)を覚える事!
歯科医院で使用される言葉とは普段耳にしない言葉を使います。はじめは全くわかりませんが
すぐに分かる様になりますから、頑張って覚えましょうね!これは自分が頑張るしかない所です。
一日でも早く覚える事が自分自身だけでなく先生からも先輩からも患者さんからも評価される事になりますよ。
A治療の内容を出来るだけ見学して理解する事!【百聞は一見にしかず】
頭で言葉を丸暗記するのは頑張って出来ますが実際にどのような内容なのかは、やはり治療の内容を
知っていないと話しになりません。実際の治療では「こんなに血が出るのか!」「歯石ってこんななのか!」
歯が無い状態からこんなに綺麗になるんだ!」など受付で患者さんに素朴な質問をされたりした時に
「わかりません;」では頼りないですからね。始めのうちは出来るだけ治療の内容を見るようにしましょう!
実際の治療の流れや内容を見る事は、本を何回も何回も読む事以上に効果があり「百聞は一見にしかず」です。
でも中々自分の見たい治療を見る機会が来なかったりして、いつまでたっても見れない時があります。
基本的なアポイントの流れとは、今日この治療だったら次回はいつでコレ!というパターンがある内容の
治療がありますので、まずそれから覚えるようにしましょう!
C少し複雑な物や自身の無いものは先生か先輩に必ず確認してもらう事!
病院によって、もしくは先生によって次回のアポイントのとり方が違う時がたまにあります。初めはアポイント帳を
見て今までのアポイントの感覚や先輩に確認したり先生に確認してアポイントをとる様にするといいですよ。
Dとにかくメモして書く事!一度書いた内容は次には出来る様にする事!
絶対にして欲しい事、それは「必ずメモをとる事!!」です。その時は分かっていても、人間必ず忘れます。
何回も何回も体で覚えるしかないのですが、メモをとっていれば自分が忘れてもメモを見れば良いです。
でも同じ内容の質問を先生や先輩に何回も聞くと言う事は「とっても失礼な事!」と覚えておいて下さい!
自分でも経験が有るかもしれませんよね?教えるのってとっても大変な事なのです。特に忙しい時には。
誰でも分からない事は必ずあります。それは全く問題ありません。ただ教えてもらう時にどんな些細な事でも
「必ずメモをとる!」それを心がけましょう!教えてくれる方も「この人は自分の言う事をしっかりメモしているダネ」
と思うでしょう。ただメモもとらずに何回も同じ内容の質問してきたら誰でも機嫌は悪くなりますし、はっきり言って
プロとしての(社会人として)最低限のマナーすら出来ていない状態です。
Eあせらない事!基本はいつも笑顔です!
始めの頃はとにかくあせります。自分の動きが遅いのもありますが分からない事ばかりで。
ただあせってはいけません。病院にとってとっても必要な事は「ミスをしない」という事です。
違う患者さんに薬を渡したり、感染してしまうような怪我をしたり(注射の針などを刺す)あせっている人を見ると
病院側の人間だけでなく患者さんもとっても不安になります。病院は患者さんを安心させる所。
どんな事があってもあせらないようにしましょうね。分からない時はまず聞くことです!自分で勉強したり
始めのうちは何かと自分だけでは分からない事がとっても多いです。それはしょうがないです。
ただ教えてもらう機会がとても多いのでどんなに忙しくても必ず「ありがとうございます!」と感謝の気持ちを
忘れないようにしましょう。あと質問をしたくても今誰もが忙しそうな時は「お忙しいところ申し訳ありませんが〜」
と質問をしましょう。気持ちよく質問する方には教える方もキット気持ちよく教えてくれるはずです。
G忙しくても患者さんの対応は丁寧にする事!
忙しい時に患者さんに質問されたり、電話がなったりするとどうしても丁寧な対応が出来にくい時が
病院には必ずあります。ですが患者さんの対応は必ず丁寧に行いましょう!それがいずれ自分自身に
返ってくるのです。どういうことかというと、「この人は丁寧な人だからすこしまってもいいか。」「この人は感じの
いい人だから多少の事では問題ない。」と患者さんが助けてくれるのです。
もし反対の事をしていたらどうなるでしょう?考えただけで怖いですよね。
忙しくても患者さんには必ず丁寧に!これは基本中の基本ですよ。
H予め自分の中で予習をしておく事!
歯科医院では救急な対応もありますがアポイントで一日が動く事が多いです。つまり今日の治療の内容は
昨日のうちに確認できるという事です。明日の11時の○山さんの治療の内容は、、。準備する物は、、。
もし分からなかったら前もって確認する事です。当日のその時に「これはどこですか?」と聞かれるより前日だと
同じ質問をしてもキット丁寧に教えてくれるはずです。さらに評価も高くなる事でしょう。
最後になりますが病院ではおどおどしていたり、モジモジしている人は向きません。
始めは誰でもドキドキです。でもみんな一生懸命勉強したり怒られたりして自信をつけていったのです。
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